セルフライゲーション
ブラケット装置とは
当院ではセルフライゲーションブラケット装置(SPEED System)を使用しております。では、セルフライゲーションブラケット装置とは、どういうものでしょうか?
渋谷分室のセルフライゲーションブラケット装置セルフライゲーションブラケット装置は、まずブラケットへのワイヤーの固定の仕方が一般のブラケットと異なります。 一般のブラケットはブラケットの周囲にゴムまたは結紮線(固定用の細いワイヤー)でワイヤーを固定するため、そのための時間がかかります。しかしセルフライゲーションシステムのブラケットは、ブラケット装置自体に特殊なシャッターがついており、この開閉のみでワイヤーを固定できるために、診療時間が短くて済みます。
また、この機構のおかげで、摩擦力が小さく、弱い力でスムーズに歯を動かせるため、痛みが少なくなります。さらに、摩擦力が小さいということは、歯の動きも早いということです。
当院で使用している
セルフライゲーションブラケット装置
セルフライゲーションブラケット(SPEED System)
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装置自体にバネが組み込まれているので、適度な締め付けで常に歯の姿勢制御をしながら効率的に歯の位置を動かしていくことができます。装置に組み込まれたバネと針金の双方に蓄えられたエネルギーが徐々に開放されていくことにより歯の位置が変化していきます。
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特に最初の段階で使用する矯正線は、超弾性の細い針金を7本巻き合わせた構造なので、約60~70gの弱い力で歯の移動が出来、矯正治療に伴う痛みも大幅に軽減されます。装置組み込みのバネとの協調で、治療が進んで徐々に堅い針金にしていく際にもバネの逃げによって矯正力が軽減されます。バネが矯正線を押さえる面積が少ないため、歯の移動の際の滑走摩擦が軽減されるので治療の進行も早いです。
目立ちにくい
セルフライゲーションブラケット
歯列矯正用アタッチメント(セルフライゲーションセラミックブラケット)
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素材がセラミックでバネの部分がつや消しなので目立ちにくく、つや消しの矯正線もあります。
歯列矯正用アタッチメント(フレスタデント クイッククリアー ブラケット)
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セルフライゲーティング機構を持っているセラミックブラケットです。バネの部分が小さめであり、さらに収納時に1/3程度が本体に隠れるので目立ちにくいです。